2015年3月31日火曜日

初心者のための装備購入講座    2、付与枠の無い装備

筆者は、初心者指南をするのもおこがましいほどのライトプレイヤーではあるのですが、新規プレイヤーが増えないとこのゲームに未来がなくなると思っておりまして、必死に背伸びしつつ、たまに初心者向けの記事を書いていこうと思います。今回は、前回に引き続き、装備の買い方です。

前回の記事はコチラ

前回は、「装備だけ買ってもダメだよ、あるアイテムも併せて買って、装備にはめ込まないと装備が完成しないよ」という、装備を買う上での前置きのような話をいたしました。そして「次回こそ装備そのものについて書きますよ」と予告してもおきました。嘘をつくわけにはいきませんので、さっそく装備を順番にみていきます。





1、腕

腕装備は、基本的には防御と値段だけを見て選べばいい装備だと思います。大雑把な言い方をすれば、自分の予算が許すもののうち一番防御の高いものを買えばいいだけと思います。なぜなら腕装備は、生産者たる職人自身でステに付与を付けること(入魂といいます)ができない装備だからです。

 

このとおり、腕装備は、基本的には付与が何もありません。今「基本的には」といったのは、たまにおまけで能力1箇所だけ、3または6の付与が付くことはあるからです。


























ただし、このおまけ付き装備は、おまけ無し装備に比べてぐっと値段が上がります。ちなみに1つ目の装備は500貫、2つ目の装備は3万貫で売っていました。かなり違いますね。1つ目の方が防御が高いのにですよ。というわけで個人的には、初心者が初めての装備でおまけ付きを買わなくてもいい気がします。その貫を、他の装備に回したほうがいいのではないでしょうか。








2、足


足装備も、さっきの「おまけ」を例外として基本的には付与することができない、つまり入魂することができないという点では腕装備に似ています。しかし、腕装備には無かったポイントが2つもあります。

1つは山地履物と平地履物の2種類があるということです。平地履物は坂道を登るときに移動速度が著しく落ちますが、山地履物の方はスイスイ登れる、という違いがあります。起伏の多いフィールドを歩く際のスピードに差が出ます。

もう1つは「全職用の生命無し装備」と、「後衛専用で少し防御が落ちるがその代わりに生命が元々120付いている装備」の2種類があるということです。ちなみにこの場合の前衛/後衛は、特化から来る役割とは全然関係なく、職業で決まります。


前衛・・・侍・鍛冶屋・忍者・傾奇者
後衛・・・僧・神職・陰陽師・薬師



この前衛/後衛の区別は今後も出てくるので、この分け方は覚えておきましょう。余談ですが、筆者の使っている能楽は詠唱役という後衛っぽい役割の特化ですが職業が傾奇者なので後衛専用の装備が使えないため、少しだけ悲しい思いをしております。

生命というのはどの特化でも大事ですので、後衛用装備が使える職業の人は、特にキャラが育ってなくて生命の少ないうちは利用しない手はないと、個人的には思います。

ちなみに、昔と仕様が違うので、今はなんのために平地履物が存在するのか実は筆者にはよくわかりません。誰か教えて下さいw(炎鳥装備出現以前は、山地履物に後衛専用生命120装備は無かったので、その時代の平地履物の存在意義ならば理解できる)

前衛職の人は装備できない物を間違って買わないように、条件を装備可能職で絞った方がいいかもしれません。






3、首

首装備は、大雑把に分けると2種類のものがあります。1つは「生命200弱、ステ0」のもの、もう1つは「生気80、ステALL8」のものです。前者はさらに全職用と後衛用に分かれ、後衛用の方が防御が少ない分生命が多いです。後者は全職用しかありません。

どちらを選ぶべきかはいろいろな考え方がありますので、一概にこの職はこっちがいいとは言えないような気がします。昔は盾と回復は生命だけの方がいいと習ったこともありますが、今は必ずしもそうとは断言できないように思えます。ちょっと初心者指南の場では難しくなりますが、自分の育てたい方向性に向けて選ぶしかない、ということに尽きると思います。

ステALLの方は、能力値が全て8均一ではなく10になったり14になったりブレがありますので、追加条件で必要なステを○○以上と入れて検索するといいでしょう。また同様に生気80というのも、実際には94になったり101になったりいろいろです。ステ0の方の生命も同じです。あくまでも基本値ということです。


※なお、必要なステは、職によって当然異なります。また、同じ職をやっている方でもどのステを重要視するかは人によって違う、ということもあると思います。しかしそこをあえて、あくまでも筆者の考え方と断った上で参考までに書くと、アタッカーは魅力と「攻撃技能が依存するステ」の2つが大事だと思います。攻撃技能は物理アタだと腕力、陰陽道だと属性、それ以外の術アタだと知力に、基本的に依存するということになると思います。なお殺陣は、アタとして使う場合、魅力はとりあえず大事ですが、もう1つどこの付与を重視するかは人それぞれかもしれません。盾鍛冶は魅力と耐久が大事だと思います。盾侍も魅力と耐久でもいいと思いますが、別の考え方、例えば武士は耐久の代わりに器用や知力を、軍学は耐久の代わりに知力を付与するような考え方もなくはないと思います。詠唱役と回復役は、基本的には知力と魅力が大事だと思いますが、神典のように攻撃もする特化は腕力に振る人も当然いると思います。以上、あくまでも参考程度にとどめておいてください。例えば、物理アタの忍者で普段は魅力腕力なのにある目的のために魅力知力の着替えを持っている人もいるぞ!など、これは細かいことを言うとキリが無くなる話題です。なお、頭・胴・武器・袋などは基本的に2つのステに大きく付与することになるので、いま各職2つずつ書きましたが、首は必ずしも2つのステに注目するという選び方ではないかもしれません。筆者も、一番大事なステ1つだけをとりあえず高く検索条件にしたりしています。













ここまでの腕・足・首の装備は、「入魂」という名の、職人自身で生産品に付与を付けるための手段が使えない装備でした。しかし次の特殊装備以降に紹介するものは全て、その「入魂」が可能な装備となるため、よく付与を見比べて購入するものを選ぶ必要があります。




4、特殊

特殊装備には絵画、茶器、軍学書など種類があるのですが、現実的に考えると絵画一択となります。軍学書は低い性能のものしかありませんし、茶器は付与の方法が特殊で生命の付与ができないなど、いくつもの初心者向きでない要素がありますので、オススメできません。

絵画は装備自体に元々魅力が少なくとも14ほどついており、そこに職人が入魂によってさらに付与をつけるので、他の装備より魅力付与が高めの物が多いです。そこを踏まえつつ、価格、防御、生命、必要なステ、あたりを見て選べばいいと思います。


























このとおり、最初に見た腕装備と違って、職人が「入魂」できる絵画のような装備には付与がたくさんついています。この項以降に紹介する装備はだいたいこんな感じです。この絵画にはたまたま無いですが、属性に付与がされているものも当然あります。

絵画に限らないのですが、たぶん2つのステが高いような装備は結構金額が高いと思うので、「初心者による配布装備からの着替え」という段階では、絵画や次の項のお守りなどは、1番大事なステ1つが高いものを選ぶぐらいでもいいのかもしれません。価格と相談して下さい。





5、お守り

お守りは、絵画と同じ「付与枠が無くて、入魂ができる装備」ということで、絵画とだいたい同じ選び方になると思います。というわけで説明することはあまりありません(手抜きじゃないですよw)。ただし、絵画のように入魂前から魅力がドーンと付与されていたりはしないので、そこは一緒ではありません。

また、お守りも足装備と同じように後衛専用があります。後衛専用は防御が少ない代わりに生命が120ついています。ただし、それはあくまでも生産時の最初の段階の話で、足装備と違ってお守りは入魂できる装備なので、結局全職用も生命255のお守りにさえしようと思えばできるため、あまり購入者には関係ないかもしれません。後衛専用の方が「防御がちょっと低いけれども高付与」という装備を作りやすいという、生産者側の事情があるだけです。ただ、前衛職の人は、装備できない物を買わないように気をつけて下さい。






長くなりましたので、今回はいったんここで終わります。他の装備はまた次回以降に。

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