2015年4月4日土曜日

初心者のための装備購入講座    4、武器

筆者は、初心者指南をするのもおこがましいほどのライトプレイヤーではあるのですが、新規プレイヤーが増えないとこのゲームに未来がなくなると思っておりまして、必死に背伸びしつつ、たまに初心者向けの記事を書いていこうと思います。今回もまたまた、前回に引き続き、装備の買い方です。


(過去記事 1回目はコチラ 2回目はコチラ 3回目はコチラ

さて、今回は武器ですが、武器を選ぶ際にポイントとなるのは主に以下の6点になると思います。



1、技能の必要アイテム

技能によっては、以下のような「必要アイテム」が設定されている技能があります。













ちなみに必要アイテムがないものは、単に「なし」と書いてあります。
















はずせない主要技能に必要アイテムがある場合は、武器の種類はほぼ確定となるでしょう。




2、装備可能か不可能か
3、武器のウェイト
4、補正(回避補正・命中補正)



この3つのポイントは、まとめて一覧にしました。装備できない武器を選べないのは当たり前ですね。ウェイトは早い行動を求められる職では結構大切でしょう。そして補正も職によっては、選ぶポイントの一つになりえます。なお補正は、鍛錬奥義という名の方法で装備生産者が増加させることも可能でして、ここに書いたものはあくまでも基本値です。よって、例えば基本値比較では刀より槍の方が回避補正が高いのですが、しかし、ある一つの槍Aより刀Bの方が回避補正が高いということならば当然ありえます。

懐剣  ウェイト0 命中補正+4 回避補正+2  全職
打棒  ウェイト1 命中補正+4 回避補正+3  全職
刀   ウェイト2 命中補正+2 回避補正+2  侍忍鍛傾
妖刀  ウェイト2 命中補正+8 回避補正+4  陰忍
槍   ウェイト3 命中補正 0 回避補正+6  侍僧鍛薬傾
薙刀  ウェイト4 命中補正+6 回避補正 0  侍僧鍛薬傾
棍棒  ウェイト4 命中補正-2 回避補正-2  侍僧鍛薬
弓   ウェイト4 命中補正 0 回避補正+2  侍神
鉄砲  ウェイト4 命中補正+4 回避補正 0  侍鍛
連銃  ウェイト4 命中補正+2 回避補正-1  侍鍛
三連銃 ウェイト4 命中補正 0 回避補正-2  侍鍛
錫杖  ウェイト3 命中補正 0 回避補正+6  僧神陰薬



ここに書いた元々種類ごとに武器に定められているウェイトは、物理攻撃をするときの行動の早さにかかるものなので、職によっては全然関係ないのですが、効果としてボーナスでつくウェイト修正-1は、例外を除く大半の行動の早さに関わります。

























そのため、ウェイトマイナスがあるかないかで、武器の値段はグッと変わります。なお、懐剣は武器のウェイトが元々0なため、w-1懐剣はないようです。




5、戦闘潜在能力

戦闘潜在を確認すると「○○○系武器を装備すると△△が◇◇上昇する」という項目が各武器2~3ずつあります。武器の種類によってどのステ等をアップできるかは異なります。


懐剣術系   命中力・気合・知力
剣術系(一刀流)   腕力・生命・腕力・器用
剣術系(二刀流)   腕力・魅力・器用
妖刀   知力・魅力
槍術   生命・器用・気合
棍棒術   耐久・生命・魅力
弓術   気合・耐久・知力
砲術   腕力・気合・魅力
錫杖術   知力・生命






6、武器の攻撃力

実は攻撃力は、武器選択の条件としては優先度が低いです。ここでは一応、最上位の基準値~1.6倍を書いて、高い順から並べます。(ただし、鍛錬という手段があるので1.6倍が攻撃力の最高値ではありません)


棍棒 193~308.8
鉄砲 182~291.2(鉄砲・連銃・三連銃同じ)
薙刀 158~252.8
妖刀 151~241.6
槍  146~233.6
刀  109~174.4
錫杖  84~134.4
弓   83~132.8
懐剣  79~126.4
打棒  71~113.6



この攻撃力を参照して武器の種類を選ぶ特化は実はあまりないかもしれません。ですが、せっかく調べたので載せておきますw









それでは特化ごとに見ていきます。主要技能に必要アイテムが設定されているものは短文になろうかと思います。逆に、人それぞれで武器の選択が分かれるような特化は少し長くなるかもしれません。
演舞を前に繰り上げた以外は前回と同じような順番で見ていきます。




(1)武芸
武芸は、攻撃技能の必要アイテムに「刀剣」が設定されているので、ボス装備は刀になると思います。そして、与ダメを考えれば、技能「二刀流・皆伝」を実装して二刀流ということになるでしょう。
ただ、一刀流武芸も全くいないことはないらしいです。攻撃力・ウェイト・潜在・一部技能の使用の可不可あたりが変わるということになるでしょうか。しかし個人的にはあまりというかほとんどというか一刀流武芸はボス戦では見たことがありません。



(2)盾侍(武士・軍学)
盾侍は、潜在で生命を増やせ回避補正もある槍か、道場技能の「援護射撃極意」で味方を守ることのできる弓のどちらかをを使っている人が多いと思います。「我武者羅」や「鬼手」の命中率を上げるために薙刀を使うという選択肢もないことはないかもしれませんが、あまり見ないですかね(「あまり」というより「全く」といったほうがいいかもしれません)。
武士は、「生存術」という技能の「闘志」効果を得たい場合は近接技能を装備していないといけないはずなので、その場合は弓は装備できません。また、「一刀流極意」という刀剣装備用の技能もありますが、武士はボス戦では盾をやることになるので、このアタックっぽい技能は普通に考えると不要です。
なお、話がずれますが、軍学は青雷軍配無明総鋼軍配団扇などに見られる軍配グラを愛好する方が一部におられます。融合は説明文によると条件が「武器種別・装備区分が同じ物」とされていますから、そういう方はそういうことなのだと思いますw まあ、そういう武器のチョイス理由もあるでしょう。
以前は実はあるアイテムを使うと実用的な全職用錫杖を作ることができました。錫杖は補正的にも潜在的にも軍学にぴったりの武器だったのですが、覚醒の章に入ってから、この選択肢は事実上殺されてしまいました。
なお市を眺めますと、付与があまり付いていないのに結構高価な装備がいくつも売られていて「ナンダコリャ?!」と思うことがあるかもしれませんが、それらはおそらく回避補正を確認すると基本値を大きく超えた数値となっているはずです。実は、盾侍、特に武士の装備は最近、これは武器に限らず防具まで含めてなのですが、入魂奥義物ではなく鍛錬奥義物の人気が高いのです。2回生命付与したあと鍛錬奥義で回避補正をぐっと高めた装備が主流となりつつあります。付与物をとるか回避補正物をとるかは各人の判断となりますので、こちらがいいとは筆者は一概には言えません。



(3)鎧鍛冶
鎧は、回避補正+6がある槍が主流だと思いますが、その補正を捨てて棍棒の「耐久・生命・魅力」という潜在の方を取る人もいるようです。鎧と、次の刀は、最初の釣り行動の早さが必要なことを考えるとウェイトマイナスはあるべきだと思います。



(4)刀鍛冶
技能による縛りで棍棒一択です。



(5)鉄砲
鉄砲鍛冶は当然鉄砲なのですが、鉄砲・連銃・三連銃という種類がありますのでお気を付け下さい。三連銃が一番ダメが出やすいのですが、その分弾の消費も早いということになります。ダメが出やすいというのは、絶対ダメが高いということでは必ずしもなくて、上限が決まっているそうです。
鉄砲は入魂や付与ができない武器ですので、単純に攻撃力と値段を見て購入することになると思います(+3とか+6のおまけ付与はある)。



(6)僧兵・演舞
僧兵と演舞は、攻撃技能の必要アイテムに「長柄武器」が設定されていますので、槍か薙刀となります。ウェイトが少なく回避補正があるのが槍で、攻撃力が基本値比較では高く命中補正があるのが薙刀ということになります。あくまでも個人的には、初心者ならば命中を取った方がいいような気がします。



(7)仏門
仏門は、技能しばり等は特に何もありませんので、潜在で生命をつけられる槍か錫杖か棍棒がいいと思います。旗を持たされることが少なくないからです。では、その3種を比べてみます。

槍   ウェイト3 命中補正 0 回避補正+6   潜在:生命・器用・気合
棍棒  ウェイト4 命中補正-2 回避補正-2   潜在:生命・耐久・魅力
錫杖  ウェイト3 命中補正 0 回避補正+6   潜在:生命・知力 

武器固有のウェイトは、物理攻撃をしないので見なくてもいいでしょう。命中補正も関係ありません。回避補正を見ると、槍と錫杖は同じで+6、棍棒は-2ということで、大分違います。これが1点。もう1点は潜在ですが、槍はなんだかあまり仏門向きではありませんね。
錫杖より槍が優れている部分はほとんどなさそうですので、棍棒か錫杖の二択になりそうです。知力なら錫杖、魅力耐久なら棍棒ですが、ただし回避補正が全然違う、という感じです。



(8)密教
密教も仏門とほぼ同じ理由で錫杖か棍棒がいいと思います。仏門の項に書いたような旗を持たされるということは、密教ではあまりないと思うのですが、あと残っている武器の種類は懐剣・打棒・薙刀ぐらいで、懐剣はウェイトマイナスをつけられないので打棒の方がマシですし、打棒は潜在に生命を捨ててまで代わりに取りたいと思うような項目は1つもないと思いますので、旗ではなくても重要な生命をつけて錫杖or棍棒がいいと思います。薙刀は、槍よりさらに仏門向きでなかったのでさっき出てこなかっただけで、同様に密教向きでもありませんのでこちらも駄目だと思います。



(9)薬師3特化
薬師3特化は、上級技能「医療杖術」の必要アイテムが錫杖ですので、錫杖一択です。攻撃をしない薬師ではありますが、いま書いた技能を実装すると、武器の攻撃力がそのまま回復量につながりますので、攻撃力は高ければ高いほどいいです。



(10)神典
神典は、攻撃系の技能の必要アイテムが弓なので、弓一択です。



(11)古神典・雅楽
古神典と雅楽は、一般的には弓一択と言われています。しかし、その理由はというと「援護射撃」ぐらいしかどこでも上げられていないんですね。「援護射撃」が有用なのはわかりますが、果たして本当にそれだけで弓がベストと断じていいのか、ということで一応考えてみます。まず、神職が装備できる武器をもう一度比べてみましょう。

弓  w4 命中補正 0回避補正+2     潜在:気合・耐久・知力

懐剣 w0 命中補正+4回避補正+2     潜在:命中力・気合・知力
打棒 w1 命中補正+4回避補正+3     潜在:命中力・気合・知力
錫杖 w3 命中補正 0回避補正+6     潜在:知力・生命


ウェイトは物理攻撃をしないので関係がなさそうですが、ウェイトマイナス武器を買いたい場合は懐剣は駄目だということだけは確認できます。命中補正もいらなそうです。回避補正を見ると、打棒と錫杖の方が弓よりも優れています。錫杖は大分プラスが大きいですね。そして、ここに挙げた中で唯一潜在に生命があるのも錫杖です。この生命は大きいような気がします。こうしてみると、弓のメリットは本当に「援護射撃」ぐらいしかないということがわかります。懐剣はあまりよくなくて打棒も微妙ですが、錫杖は候補に挙がってもいいのではないでしょうか。「援護射撃」は結構ピンチを救ってくれる技能なので、やっぱり弓はいいと思いますが、あまりにも弓一択の考え方が支配的すぎる気がします。
少なくとも、枠が無くて「援護射撃」を実装に入れていないのに武器が弓という人がいれば、それは能力的には損をしていると思います。ただし、見た目的に萌え、と言われたら、筆者ごときが申し上げることは何一つございません。


※後記
古神典にこんな技能が。












特化10になって初めて必要アイテム弓の技能を追加してきたのはどういうことでしょう。






(12)陰陽師3特化
陰陽師3特化は、上級技能「錬星昇気法」の必要アイテムが刀剣ですから妖刀一択となります。刀や旧仕様剣術系武器は装備できないので、陰陽師で刀剣ということになりますと妖刀になります。物理攻撃はしませんが、この技能により武器の攻撃力が術攻撃の威力に関わりますので、攻撃力は高ければ高いほどいいです。



(13)忍者3特化
忍者3特化はいずれも、妖刀の方と、小型二刀流による懐剣+懐剣やw-1打棒+懐剣の方がいるようです。
まず、妖刀は潜在が優れています。剣術系と一刀流と妖刀のものの効果が全て出るからです。

妖刀:腕力20、生命100、器用10、知力10、魅力10
懐剣:命中率+10%、気合100、知力10


また、妖刀は「小型二刀流」を実装しなくていい分、とりあえず技能枠が1つ空きます。

それから技能を見てみますと、妖刀だと「一刀流」という技能が使えます。そしてそれとは別に、暗殺だけは、特化技能の「反撃回避(ニコイチ技能あり)」と「忍者一刀流(サンコイチ技能あり)」という技能も使えます。忍者一刀流などは、これぞ暗殺、と思わせる技能だと個人的には思います。この2つがあることによって、他の2特化に比べると暗殺は妖刀を選択する理由がおそらく大きいでしょう。

これに対して、懐剣or打棒は小型二刀流で右手と左手に装備できますので、武器2つ分の付与の効果が得られてステが確保しやすい、と長い間言われてきました。ところが、最近の左手装備腕貫は結構性能がよく、当たりが引ければ腕貫も馬鹿にできないような気がします。でもここではいちおう、武器2つでステの確保がしやすいのが懐剣系の長所だとしておきます。


また、小型二刀流の長所はステの確保しやすさだけでなく、ウェイトの軽さもあると思います。

ウェイト:懐剣0 打棒1 妖刀2

忍者は準備を止めるという仕事がありますのでウェイトはかなり重要な要素だと思います。確かに武器自体のウェイトが関係するのは物理攻撃だけですが、例えば攻撃のウェイトが重いせいで次のターンの術止めに影響が出る、のようなことも無くは無いと思います。



小型二刀流でいく場合、忍法暗殺は物理攻撃をするので、単純に威力を高めるという意図で打棒より攻撃力の高い懐剣を右手武器に選択する意味はないこともないですが、術忍は、金銭的な事情を除けば、懐剣よりもウェイトマイナス打棒を選んだ方がいいと思います。何度も書いているとおりボーナスのウェイトマイナスは物理攻撃以外の行動にも働くからです。そして、個人的には、忍法暗殺も、基本的にはサポアタの役割で攻撃力はそんなには求められていない(少なくとも、純アタよりは)ような気がしますので、右手がウェイトマイナスをつけられない懐剣ではない方がいいと思います。従って忍者は、「妖刀」か「打棒+懐剣」の二択が基本ではないでしょうか。

あくまでも個人的な意見ですが、初心者の初めての武器は、暗殺だけ妖刀、他の2特化はw-1打棒+懐剣がいいと思います。



(14)殺陣
殺陣は、主砲的な攻撃技能は必要アイテムが設定されていないのですが、「御太刀神息」という敵を妨害するための必須技能で必要アイテムが刀剣となっていますので、刀一択です。



(15)能楽
能楽は一般的には潜在で生命がつけられる槍か刀がいいと言われています。刀を使うと「双光刃」という攻撃技能も使えるのですが、ボス戦では詠唱役なので、攻撃できなくても特に困りません。というわけで、その他の要素を比べてみます。

刀 w2 命中補正+2 回避補正+2  潜在:腕力・生命・腕力・器用
槍 w3 命中補正 0 回避補正+6    潜在:生命・器用・気合


よく聞くのは、回避補正が大きい槍の方がちょっといいのではないかという意見です。確かに、他に選ぶポイントとなりそうな要素があまりありません。ウェイト関係なし、命中補正関係なし、腕力器用もあまり関係なし、で、潜在の「気合」は関係あると思いますが、これも槍の方にあります。ということは、この2つを比較すれば、槍でしょうかね。


ちなみに、筆者はメイン職が能楽ですが、筆者自身は刀も槍も使っていません。筆者はウェイトマイナスの打棒が一番いいのではないかと思っています。

打棒 w1 命中補正+4回避補正+3     潜在:命中力・気合・知力


たしかに生命が6000ぐらいの時代は、潜在で生命を100増やせるというのは大きかったと思いますが、現在の筆者の能楽キャラの生命は覚醒もまだまだなのに11000あります。6000に対しての100と、11000に対しての100はちょっと重要さが違います。今でも生命100が大切でないということは決してないのですが、現在自分が死ぬ可能性のあるボスは一気に何千もダメを与えてくる敵だけだということを自分なりに考えた結果、結局耐えられる敵が変わらなければ意味が無いと判断し、生命100を捨てて回避補正も落として、代わりに知力を選択しているということです。自分個人だけの生存能力をわずかに高めるより、沈霧レジ率を少しでも強化することによって徒党全体の生存率を高めることの方がより重要なことに思えたわけです。自分1人が死ぬより徒党全体が崩れた方が、ボス戦での全滅の可能性は高い気がします。
なお、潜在分の知力が増えてどのぐらいレジ率が変わるかというのは全然分かりません。それほど変わらないから生命100の方が有効という考え方もあると思います。
筆者はそこに重きを置いてはいませんが、能楽の唯一の能力依存技能と言われる「不協和音」は知力依存です。あまり頼りにならない技能なので、これのために打棒を選んでいる人はおそらくいないだろうなあ(いたらゴメン)とは思いますが、いても面白い気もします。

このように、技能で武器が縛られない特化は、能楽に限らずいろいろ自分で考えて選択するのも面白いと思います。


「ちなみに・・・」以下の筆者の話はあくまでも余談で、当ブログでおすすめする、初めて購入する能楽の武器は槍です。







武器の攻撃力は、基本的に物理アタ(神典のような特化も含む)しか必要がありませんが、例外として「医療杖術」の薬師3特化と「錬星昇気法」の陰陽道3特化も必要になります。


武器は双晶石や付与石・弐を使って完成させます。神秘石をいれる装備や前回の袋装備と同じですが、入れる石の付与と装備の付与の組み合わせで、なるべく無駄が出ないように気をつけて下さい。


武器も袋装備同様に、既に石が入った完成品が売られていることもありますので、そちらを買うという選択肢も頭に入れておいて下さい。





以上、4回に渡って装備の買い方について書いてきました。次回は、「じゃあ、どうやって装備を買うためのお金を稼ぐんだ???」という話を書く予定です。

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