2015年3月30日月曜日

初心者のための装備購入講座   1、神秘石・付与石・双晶石・宝玉って何だ?

筆者は、初心者指南をするのもおこがましいほどのライトプレイヤーではあるのですが、新規プレイヤーが増えないとこのゲームに未来がなくなると思っておりまして、必死に背伸びしつつ、たまに初心者向けの記事を書いていこうと思います。今回から数回は、装備の買い方です。


かつてわたし自身がもっと初心者のころ、初心者のために装備の購入方を説明してくれているブログがいくつもありました。なので本当は、「そのブログを紹介してリンクを貼っておしまい《 完 》」が一番楽なのですが、残念ながらいずれも内容的に古くなっている部分が少なくないので、それらのブログの一部修正版となるような感じで書いていこうと思います。もしも誰かもっと知識のある人がやってくれれば、ポンコツのわたしがわざわざこんなことはやらないでも済むのですが。・・・まあいいやw



中級クエが終わってから、よくわからないけど巻き込み戦闘の雑魚狩りなどを繰り返していたらレベルはもう70になっちゃうんで、そろそろボス戦というのもやってみたいけど、もう装備って買った方がいいのかな?・・・ぐらいの人向けに書いてみます。(そんな人いるかな?w)


行くボスがどれなのかと、徒党員のメンツが誰なのか(知人か野良か)による部分がなくもないとは思いますが、基本的には、ボスにいくなら装備は買うべきだと思います。





さて、メニューから装備欄を開くと、全部で装備箇所が15箇所もあることがわかります。結構多い!

そして、その15箇所は、おそらく以下のように分類されます。

(1)買ってそのまま使える装備
     お守り、特殊

(2)買ってから「宝玉」をつけて完成させる装備
     腕、足、首

(3)買ってから「宝玉」と「神秘石」をつけて完成させる装備
     頭、胴

(4)買ってから「宝玉」と「付与石」or「双晶石」をつけて完成させる装備
          武器、袋

(5)基本的には購入とは別の手段で手に入れる装備
          腕貫、指輪、帯(作れるし買えるけど)、家紋、腰袋、護符

今回の記事以降の何回かでわたしが書く説明は「装備購入講座」なので、(5)についての説明は無しということになります。残りの9箇所についての説明となります。


今回は、ここから、だんだん装備そのものの話ではなくなっていきますのであしからず。



1、装備には2種の「枠」があったりなかったり

さて(1)~(4)を見てお気づきかとは思いますが、買ってそのまま使える装備は「お守り」と「特殊」の2つだけで、あとは別のアイテムを装着して完成させなければなりません。実は、大半の種類の装備は、その装備の性能を引き上げるためのアイテムを入れ込む枠があるのです。その枠は、「付与枠」と「宝玉枠」の2種類ありまして、それぞれにどんなアイテムが入れられるのかは明確に異なります。付与枠には「神秘石」「付与石」「双晶石」などが入れられます。また、宝玉枠には「宝玉」しか入れられません。


ここで、いくつかの装備の「詳細」を見てみましょう。

























左側の、黄色い線で囲んだところに「付与」とか「宝玉」という枠がありますね。これです。もしもここにアイテムを入れ込み済みの場合はこうなります。

























はい、空欄だったところが埋まっています。このように、付与枠や宝玉枠を該当するアイテムで埋めて、ようやく装備が完成品となるわけです。

では、アイテムをいれなくていいお守り装備や特殊装備は、どうなっているのでしょう? 装備の「詳細」を見てみましょう。

























このように枠自体が無いわけです。






2、神秘石・付与石・双晶石    -追加で付与するアイテム-


では付与枠に入れられるアイテムの方から見ていきます。こちらはいくつか種類がありますが、3つとも、生気(生命・気合)や能力(腕力・耐久・器用・知力・魅力・土属性・水属性・火属性・風属性)を、装備に付与するアイテムです。単純に、装備に付与するために使うアイテムを入れるから付与枠だというわけです。


共通点は付与に使うものだという点ですが、では相違点は何でしょう。1つずつ見ていきます。



神秘石
・能力の付与限界(上限のこと)が最高で105(ただし種類があって色々)。
・1つ入れると付与枠2つ埋まる。
・ボス戦などで入手するものだが、取引可能にできるため市でも売られている。
・鍛錬が余っていれば「精錬」という手段で付与値を高められる。
・頭装備と胴装備に使用可能。武器と袋装備には使用不可。
・これを埋め込んだ装備は取引不可になる。


付与石  ※「付与石」「付与石・弐」の2種類ある。
・能力の付与限界が「付与石(無印)」は50。「付与石・弐」は75。
・1つ入れると付与枠1つ埋まる。装備に2つ入れられる。
・プレイヤーの生産品。市でも売られている。
・精錬できない。したがって「付与石(無印)」は下記の「双晶石」に2つはめ込んで使うのが一般的。しかし「付与石・弐」は付与限界が双晶石よりずっと高いので、そのまま装備に入れ込んだ方がいい(「豪双晶石」という、付与上限的に付与石・弐用といっていい双晶石がないことはないが、入手は容易ではない)
・神秘石と違って武器や袋装備にも使用可能。頭装備や胴装備にも使えないことはないが、普通は神秘石に劣る。
・これを埋め込んだ装備が取引不可にはならない。


双晶石
・能力の付与限界が最高50(ただし種類があって色々で、50より低い物もある。なお付与石の項で書いた通り、「豪双晶石」という、付与上限の値が高い双晶石もないことはない)
・1つ入れると付与枠2つ埋まる。
・依頼報酬など様々な方法で入手。
・付与石2つをセットにまとめる入れ物のような存在。空っぽの双晶石も、付与石が既に2つ埋め込まれた完成品双晶石も、市に売っている。
・付与石2つを直で装備に入れずいったんわざわざ双晶石という入れ物にはめ込むメリットは、神秘石のように「精錬」できるようになるという点に尽きる。
・神秘石と違って武器や袋装備にも使用可能。頭装備や胴装備にも使えないことはないが、普通は神秘石に劣る。
・これを埋め込んだ装備が取引不可にはならない。


こんな感じでしょうか。なお、能力の付与限界は差がありますが、生気の付与限界は基本的には255で一緒です(例外をつくるアイテムはある)。


前の方(最初に装備15種類を分類したあたり)に、頭装備と胴装備については、買ってから「神秘石」をつけて完成させる装備だと説明しました(宝玉もだけどそれは後述)。しかし、実は付与石や双晶石も、頭装備や胴装備に使えないことはないので、絶対神秘石を使えと決めつけてはいけないのかもしれません。ただ、付与限界が全然違いますから、なるべく高い付与をつけることを考えると、一般的には「神秘石」がベストということになると思います。というわけで、


頭・胴 ← 神秘石(鍛錬余りは精錬してから)


これは、ほぼ一択ですかね。次項の宝玉は別として、ですよ。ところが、


袋・武器 ← 完成品双晶石(鍛錬余りは精錬してから)
袋・武器 ← 付与石2つを空っぽ双晶石に入れて(鍛錬余りは精錬してから)
袋・武器 ← 完成品豪双晶石(鍛錬余りは精錬してから)
袋・武器 ← 付与石・弐2つを空っぽ豪双晶石に入れて(鍛錬余りは精錬してから)
袋・武器 ← 直で付与石を1つ+付与石・弐を1つ ※精錬はできない
袋・武器 ← 直で付与石・弐を2つ ※精錬はできない


こちらは6択かもしれません(1つ目と2つ目、3つ目と4つ目はそれぞれ誰が双晶石に付与石を入れるかの違いだけで、結局同じ意味ですが)。ただし、付与石・弐や豪双晶石は、まだまだ高価ですから、初心者による配布装備からの着替えという段階では、普通の双晶石や普通の付与石だけで装備を完成させれば十分のような気がします。青字のところの2つのどちらかです。

余談になりますが、上の6つ以外の選択肢も無理矢理挙げようと思えば挙げられないことはありません。

例えば、将来的にお金が貯まって50-50装備を作ろうとしたときに、精錬しなくても付与上限に到達してしまう付与石を2つ入手した場合は、メインステにもサブステにもどちらも精錬する意味がありません。しかし、その場合も、3番目に大事と思われる能力や生気などから精錬の対象はまだまだ見つけられるはずですから、

袋・武器 ← 直で付与石を2つ ※精錬はできない

という選択肢は普通はあり得ないと思います。あり得ないのですが、無理矢理理選択肢を挙げようと思えば、こんなものも挙げられるというわけです。あとは、例えば

袋・武器 ← 付与石1つと付与石・弐1つを空っぽ豪双晶石に入れて(鍛錬余りは精錬してから)
袋・武器 ← 付与石2つを無駄に空っぽ豪双晶石に入れて(鍛錬余りは精錬してから)

などの書かなかったパターンも無理矢理挙げられるわけですが、おそらくどれも、それほど有効性が無いか、現状では貫がもったいないと思われるかの、どちらかに当てはまると思います。初心者による配布装備からの着替えという段階では無視しうるものばかりだと思います。



まとめますと、袋と武器は、「付与石2つを入れた双晶石を精錬した物」を付与枠に突っ込むのが基本ということです。





ところで、説明の途中で「鍛錬」とか「精錬」という言葉が何度も出てきました。ここでちょっと、神秘石の「詳細」を見てみましょう。縦に2つ並べます。












































黄色い線で囲んだところが鍛錬をあらわしています。鍛錬が、0/15~14/15までは精錬できる余地があるというわけです。精錬すると、少し付与値を増やせますが、鍛錬値の分子もいくつか増えてしまいます。15/15になったら鍛錬埋まりで、もう精錬はできません。鍛錬の上昇は精錬1回につき5~15と言われており、どんなに最初の鍛錬値が低くても、精錬1発で埋まることもあります。


精錬はメニュー1>稼業>装備強化>精錬で出来ます。珠玉というアイテムを消費して行いますので、それも入手しなければなりません。珠玉には種類があり、どのステを上げるかによって入手すべき珠玉は異なります。種類が多いので→寄合  あと、参考にならない気がしますが→珠玉に関する別記事





3、宝玉    -付与ではなくて効果をもたらすもの-


宝玉には、2つの効果があります。1つは宝玉自体の効果、もう1つは共晶効果です。「詳細」を見ると、どちらも書いてあります。


















真ん中当たりの「麻痺時間効果短縮」と書いてある部分が宝玉自体の効果です。麻痺時間ウンヌン以外にも、種類は結構多いです→寄合
そして、その下の「生命上昇・八」だとか書いてある部分が共晶効果を表しています。これもいくつか種類があって、生命上昇以外のものもあるわけです。


実は、宝玉自体の効果は、まだ配布装備からの着替えという段階の人は、それほど考えなくてもいいのかもしれません。(もちろん考えた方がいいのですが、普通は初心者ならそこまで考えるとお金が足りないと思います)。それよりも、まずは初心者は、共晶効果の恩恵を受けるために宝玉を買うと言っても過言ではないのです。なぜならこれは全職大事な生命を増やせたりする手段となるからです。


ところで、共晶効果には「最低発動数」と「発動上限数」なるものが書いてありますね。これは何でしょうか。実は共晶効果は、同じ共晶効果を持つ宝玉をいくつかの装備にまたがって合計で複数入れていないと発動しないのです。例えば最低発動数3なら、最低でも3つの箇所の装備に同じ共晶効果の宝玉をそれぞれ1つずつ入れないといけません。数さえ同じなら、頭と胴と腕でも、武器と足と袋でも、効果は一緒です。そしてもう一つの発動上限数の方ですが、例えば発動上限数が6の場合でいうと、7箇所以上の装備に同じ共晶効果の宝玉を埋め込んでも、7個目からは無効ということになるわけです。

同じ共晶効果と書きましたが、これも1つ注意しなければならないことがあります。それは、例えば「生命上昇・六」という効果と「生命上昇・七」という効果は同じではないということです。つまり、共晶ランクまで含めて同じでないと共晶効果を得られませんので、注意して下さい。

今は、一般的には「生命上昇」をつけている人が一番多いと思います。次が「生命気合上昇」でしょうか。そして、それ以外のものをつけている人はあまり多くはないと思います。「合戦場名前表示」なんて面白いものもありますが、まあ基本的には生命を上げた方がいいと思います。また、共晶ランクについては、高ければ高いほどいいのですが、持ち金と相談して下さい。一番上位のランク8は、結構高額なはずです。

さて、装備の宝玉枠をもう1度見てみましょう。








枠が2つあります。左側が主枠、右側が副枠です。「宝玉自体の効果」はどちらに入れても効果を発揮するのですが、「共晶効果」をもたらすのは主枠に入れた宝玉だけとなりますので注意して下さい。



なお宝玉を購入するときには気をつけないといけないことがあります。宝玉の型と鍛錬値です。まず、SSで○や□の図形が書いてあるところが宝玉の型を示しています。○や□以外の宝玉もいくつかあり、形が一致しない宝玉はつけられません。全部で6種類あります(丸・四角・菱形・五角形・扇形・三角。ただし三角は職人装備用)。主枠と副枠がそれぞれどの型なのかは、何の装備かによって決まっています。

そのとなりにある15とか14の数字が、つけられる宝玉の鍛錬の最大値です。その数字以下のものだけが取り付け可能となります。書いてある数字より大きな鍛錬値の宝玉を買わないように注意して下さい。泣けます





さて、宝玉の説明の最初に、初心者の人は宝玉自体の効果はまだそんなに考えなくてもいいと書きました。 しかし、盾職の人は「標的度上昇抑制効果」をつけると役割上マズイのでそれだけは避けた方がいいとだけ付け足しておきます。





今回はここまでです。いきなり装備以外のアイテムの説明になってしまいましたが、次回は装備そのものを見ていきましょう。

2 件のコメント:

  1. 帰参したのですが、神秘石や双晶石って何かさっぱりでした。多分チュートリアルもなかったかと。なのですごく助かりました。ありがとうございます。

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  2. >匿名様

    こちらこそ、こんな無名ブログにお越しいただきありがとうございます。お役に立てたのであれば何よりです。書いた甲斐がありました。

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